技術英検3級

【技術英検3級】第120回 問題I オリジナル解説

技術英検3級 第120回 問題I

こんにちは、管理人のトイトブルクです!

「技術英検3級」を勉強していて、こんなことはありませんか?

受験者

この問題の答え、なんでこうなるの?解説がないから分からない!

そうなんです。「技術英検3級」の過去問は『技術英検3級問題集』に掲載されていますが、解説がないんです。

過去問は『技術英検3級問題集』しか存在しないので購入は必須ですが、解説がないのは悩ましいところです。

管理人が以前「工業英検3級」「工業英検2級」の勉強をしたときも、

管理人

解説がないから自分で調べて考えなきゃ・・・・・・

となることが多々ありました。

ところで管理人は、現在以下の資格を持っています。

  • 工業英検3級(技術英検2級相当)
  • 工業英検2級(技術英検準プロフェッショナル相当)

そこで本ブログでは、工業英検2級に合格した管理人が、技術英検3級の過去問を解説します。

解説を読んでいただければ、

受験者

そうか!このように問題を解けばいいんだ!

と感じていただけるでしょう。

技術英検3級の過去問は『技術英検3級問題集』に掲載されています。著作権の関係上、問題文は掲載できません。『技術英検3級問題集』をご用意の上、記事をお読みください。

本記事では、工業英検4級第120回(2019年7月)の問題Iを扱います。

なお、『技術英検3級』と『工業英検4級』はほぼ同内容の試験です。

技術英検3級 配点 問題I

「技術英検3級」における問題Iの配点は70点です。1問10点×7問=70点になります。

問題Iは英文和訳です。

幸い解答は4択の選択式なので、完全な訳ができなくても答えを導くことは可能です。

個別の問題に入る前に、解法の流れを見ておきましょう。

適切な和訳を選ぶ問題の解法
  1. 文の構造(SVOC)を把握する
  2. メイン構造を訳す
  3. 自分で直訳してみる
  4. 直訳が選択肢にない場合、文意を変えないで意訳しているものを探す

文の各要素は以下の通りとします。ただしdiffer fromなど、前置詞を含む動詞(群動詞)をまとめて他動詞と扱う場合があります。

  • S:主語
  • V:動詞
  • O:目的語
  • C:補語
  • M:補助的な要素

上の解答手順を参考にしながら、個別の問題に入っていきましょう。

問題(a)~(g)の解説

(a)

文構造の把握

  • S=A hospital
  • M=usually
  • V=requires
  • O=consent from a patient
  • M=before an operation

メイン構造の訳

「病院は患者からの同意を必要とする」

この訳に合致するのは選択肢3. のみです。

全体を直訳したものが選択肢3. になります。

(b)

文構造の把握

  • S=A chemical compound
  • V=is made up of
  • O=two or more elements

メイン構造の訳

本問のポイントは3つ。

  1. chemical compound(化合物)
  2. be made up of(~から成り立つ)
  3. two or more(2つまたはより多くの→2つ以上の)

以上のポイントを押さえている訳は選択肢4. のみです。

  • be made up of
  • consist of
  • be composed of
  • comprise

は同一の表現なので覚えておきたい。

(c)

文構造の把握

  • S=The substance
  • M1=which T. Wilson discovered in 1980
  • M2=hardly
  • V=absorbs
  • O=ultraviolet light

和訳のポイントは以下の3つ。

  1. 関係代名詞の制限用法と非制限用法
  2. hardlyの訳
  3. ultravioletの訳

関係代名詞の「カンマなし(制限用法)」「カンマあり(非制限用法)」の用法

関係代名詞は直前にカンマがあるかどうかで意味が変わります。

カンマなし(制限用法)

"Tom has two sons who are doctors."
「トムには医者である2人の息子がいる。」
(医者ではない他の息子がいる可能性がある)

カンマあり(非制限用法)

"Tom has two sons, who are doctors."
「トムには2人の息子がおり、2人とも医者である。」
(医者ではない2人の息子はいない)

「制限用法」に制限と言う言葉が入る理由は以下の通り。

カンマなしの用法の例では"sons who are doctors"と表現することにより、「医者である息子」と制限を付けています。

このように、カンマなしの関係代名詞により制限の意味合いを加えられます。

hardlyは「ほとんど~ない」(準否定)

ultraviolet = ultra(超) + violet(紫)
ultraviolet(紫外線) ⇔ infrared(赤外線)

全体の直訳

全体を意訳したものが正解の選択肢3. です。

(d)

文構造の把握

  • M1=Sometimes
  • S=an experiment
  • V=proves
  • O=something
  • M2=other than + what節
  • S'=the researcher
  • V'=intends

和訳のポイント

  • sometimes (ときには~ことがある)
  • other than (~と異なる)

以上のポイントを押さえた和訳が正解の選択肢1. です。

(e)

文構造の把握

  • S=The alloy
  • V=was ~ treated
  • M1=thermally
  • M2=to improve its properties

和訳のポイントは以下の2つ。

  • be thermally treated
  • to 不定詞

be thermally treated

thermallyは「熱的に」という副詞

よってbe thermally treatedは「熱的に処理された」→「熱処理された」

to不定詞

to不定詞は「~するために」

和訳と解答

以上のポイントを押さえた和訳が正解の選択肢1. です。

(f)

文構造の把握

  • S=Some foods
  • V=are
  • C=more nutritious
  • M=when cooked

和訳のポイントは以下の3点です。

  • some (~ものもある)
  • nutritious (栄養価が高い)
  • when cooked = when they are cooked (主語+be動詞は省略可能)

以上のポイントを押さえた和訳が、選択肢4. です。

(g)

文構造の把握

  • S=A solution
  • M1=containing silver ions
  • V=was poured
  • M2=into the Erlenmeyer fla

和訳のポイントは以下の2点です。

  • containingの訳
  • was poured intoの訳
  • containは「~を含む」です。
  • よって"containing silver ions"は"A solution(溶液)"を修飾します。
  • "pour A into B"は「AをBに注ぐ」の意味です。
  • 受動態にすると、"A is poured into B"「AはBに注がれる」となります。
  • 本問では受動態の文を能動態にして訳しています。

訳と正解

以上2点を押さえた和訳が選択肢4. です。

【技術英検3級】第120回 問題I:まとめ

問題Iを解くポイント
  • まずは文構造を把握しよう
  • メイン構造の訳だけで解答できる問題も多い
  • 英文を直訳して、合致する選択肢を選ぶ

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

この記事が少しでもみなさまのお役に立てればうれしく思います。

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